世界の中心で、ウロギネ愛を叫ぶ! in Nice

世界の中心で、ウロギネ愛を叫ぶ!in Nice

 

ニースは本当に綺麗な町だ。

世界のセレブがこの町に恋する理由がわかる。

このようなセレブな町は、

私にとっては全く無縁だろうと思っていたが、

今回、

国際ウロギネ学会のニース開催に伴い来ることができた。

 

本当に感謝・感激である。

 

さて、今回、私は、

腹腔鏡手術(骨盤臓器脱手術)のワークショップの

インストラクターとしてこの学会に

参加させてもらうことになった。

今日は、そのワークショップに参加するスタッフを

招いた食事会が開催された。

私も、それに参加させていただいたのだが、

正直、びっくりした。

なぜなら、その食事会に招かれていた人たちは、

本当に大物揃いだったからである(おそらく40名程度)。

つまり、

世界のウロギネの中心に君臨する人たちの集まりだったのだ。

 

こんなところに、私が参加できるなんて…

(なにしろ私は、この学会で一度も発表したことがない…)

 

そのラッキーさに改めて驚いた。

思わずミーハー気取りで写真をいっぱい撮った。

 

とはいっても、実は、こうなったのには少し伏線があった。

以前から、世界の人たちと交流を持ちたいと思っていた私は、

その機会を探していた。

そして、“わらしべ長者作戦”と名付け、

自分の目の前にあるものを常に掴んで行こうと決めていた。

(実は人見知りで、自分で決まりを作らないと前に出ないタイプ)

昨年の札幌で、

Joe(今回、この役を推薦してくれた人)と知り合った時、

彼が、“オーストラリアに手術を見に遊びに来ないか”と

誘ってくれた。

通常なら、社交辞令と解釈して、“いくいく”

などと愛想よく返事をして

実際には其の気はないというのが一般的だろう。

(日本人の特徴)

その時の私もそうだった。

しかし、Joeが帰ったすぐ後に、

彼から、“いつ来る“というメールが来た。

 “社交辞令じゃなかったんだ”

といささかびっくりしながらも、

わざわざ彼の方からメールが来るなんて…、

これは“わらしべ”かもしれないと思った私は、

本当に行くことにした。

 

そして、実際に行く日程を決めて休みを取った。

残念ながら、

最終的には彼の手術の日程が調整つかなかったため、

この話は流れてしまった。

“どうやら、わらしべではなかったらしい”と思い、

すぐに忘れてしまった。

 

そして、しばらくして、

Joeから今回のインストラクターの話が来たのだ。

 

実は、オースタラリアに行こうと思った際に、

私は、ラパロで鶴を折っているyou tubeの動画を彼に送り、

自分がどのくらいできるかを知らせていた。

 

きっと、彼は、一連の私の動きを見て

“こいつは腰が軽い、きっと使える“

と判断してくれたのだろう。

 

本当にありがたいことだ。

 

よく言われるように、身の回りには、

思いも寄らないチャンスが結構転がっているのかもしれない。

 

これからも、目の前にある“わらしべ”を常に拾っていこう

と思う。

 

PS.

ウロギネに関わる先生方は、

本当に気さくで楽しい人たちだった。

その人たちの中に紛れ、私もウロギネ愛を叫ぶ!