ドクターズ③ 第七話

普段、あまりテレビは見ないが、

 

ドクターズ③は

出演させていただいた?経緯があって見ている。

 

このドラマ、最初は単なるコメディーだと思っていたが、

 

なかなかどうして、

現代医療の抱える問題をダイレクトに突いてくる秀逸なドラマだ。

 

森山先生というある意味“裸の王様”

ここでいう裸とは、“心の中が丸見え”の人物を通して

 

世に問題を問うてくる。

 

今回は、森山先生が“よい医者って何だ?”っていう答えを探す。

 

これに対して、迷わず答えを出せる人はそれほど多くないかもしれない。

 

私も長い間、医者をやっているが(約20年)、

 

真剣に考えた事は無いかも…。

 

 

で、考えてみたところ

 

私にとっての“いい医者”とは、

 

 “病気をちゃんと治せる医者”だ。

 

当たり前に聞こえるかもしれない…。

 

患者さんは、病院に病気を治してもらいに来ていて、

別に、エンターテインメントは求めて来ていない。

 

ラーメン屋さんで言えば、美味しいラーメンを食べたいわけで、

ラーメンが凄く美味しければ、多少店主が頑固オヤジでも許されるかもしない。

 

正し、ここで大きな問題がある。

 

それは、

世の中の病気の多くは“現時点では残念ながら治す事が出来ない”

という事実だ。

 

つづく、

 

では、また。