普段、あまりテレビは見ないが、
ドクターズ③は
出演させていただいた?経緯があって見ている。
このドラマ、最初は単なるコメディーだと思っていたが、
なかなかどうして、
現代医療の抱える問題をダイレクトに突いてくる秀逸なドラマだ。
森山先生というある意味“裸の王様”
ここでいう裸とは、“心の中が丸見え”の人物を通して
世に問題を問うてくる。
今回は、森山先生が“よい医者って何だ?”っていう答えを探す。
これに対して、迷わず答えを出せる人はそれほど多くないかもしれない。
私も長い間、医者をやっているが(約20年)、
真剣に考えた事は無いかも…。
で、考えてみたところ
私にとっての“いい医者”とは、
“病気をちゃんと治せる医者”だ。
当たり前に聞こえるかもしれない…。
患者さんは、病院に病気を治してもらいに来ていて、
別に、エンターテインメントは求めて来ていない。
ラーメン屋さんで言えば、美味しいラーメンを食べたいわけで、
ラーメンが凄く美味しければ、多少店主が頑固オヤジでも許されるかもしない。
正し、ここで大きな問題がある。
それは、
世の中の病気の多くは“現時点では残念ながら治す事が出来ない”
という事実だ。
つづく、
では、また。
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