先日、熊本で手術のお手伝いをしました。
そこは、
屋上にドクターヘリを備えた大きな病院。
きっと、熊本で1、2位を争う規模だろう。
前日は、病院の先生方と食事。
熊本といえば馬肉。
馬レバ刺しをいただいた。
コリコリして、とっても美味。
最近では、
すっかり食べられなくなった牛レバ刺し。
馬レバ刺しも
いつまで食べられるかわからないそうだ。
翌日、手術も無事終わり、
空いた時間に、熊本城へ。
私は、城好きなので、
人気の熊本城を見に行った。
深い緑と幾重もの石垣が見事な調和を作る。
熊本城の外観も、黒っぽくて重厚感たっぷり、
否応無しに、テンションが上がる。
しかし、天守閣は西南戦争で焼け落ち、
昭和30年代に建て代えた新しいもの。
その中身は、
大阪城や名古屋城みたいに
博物館みたいになっていた。
正直、がっかり…。
三名城の一つだそうですが…。
やはり、城は古いのがいい。
実は、この熊本城のなかで唯一、
宇土櫓という少し小さな城が焼け残ったらしい。
そこに行くと、
その中は、まさに戦国時代。
薄暗い城内、
一歩、一歩、軋む床、
壁にある鉄砲窓、
急な階段。
その一つ一つが、
戦国に生きる人々の生活を感じる。
そして、最上階。
そこにすわり、侍達は、
何を考えたのだろうかと、
思いを馳せる。
生と死が隣り合わせの時代
『人間50年 化天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり…』
本能寺で、信長が最後に歌った。
人の一生は夢幻のようにあっという間、
だからこそ、何に向かうのか、
人生の目的が最も重要になる。
城と人は、同じ。
外見だけ、きらびやかでも
中身に、生命力と重厚感がなければ、
失望され、飽きられる。
城は古ければ古いほど魅力が増す。
私も、そうなりたいものだ。
PS. 熊本といえば、くまモンだ。
おみあげに、くまモンロールを買った。
食べる際に、くまモンが輪切りになってしまった。
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