−奇跡の健康法(運動編)−


アナタが痩せないのには理由があった!

世の奥様方は、いままで次のような事を思ったことが無いだろうか?

 

”朝から晩まで、掃除洗濯・食事の用意・子育てと重労働してすごく疲れているのに、なんで痩せないのかしら?”

”楽しているみたいに思われて、ヤダわ…”

 

そう、主婦業は非常に大変だ。でも、残念なお知らせがある。


”主婦業がいかに重労働でも、それだけでは痩せない”

 

それは、長い人類の歴史のなかでつくられた人体の奇跡のメカニズムがあるからだ。あなたはキットその仕組みに驚くだろう。(私は、本当にすごい思った)

そして、それを知る事は、あなたの望む身体を手に入れるヒントとなる。


それでは、説明しよう。

 

人類の歴史の中で、そして全生命の歴史の中で、食べ物が身の回りに溢れ食べたい時に食べられるなどという幸運は、歴史始まって以来の珍事であろう。

 

そう、殆どの生き物は、生き残るために食べ物を求め彷徨い、やっとの思いで見つけた獲物をとらえる。そして、次の獲物までの飢えに備えてそれらを身体に貯め込むのだ。脂肪組織として。


そう、我々の身体は、常に飢えに備えて、栄養を貯め込む仕組みを持っている。

 

だから、コンスタントに食べ続けば必ず脂肪が増えていく。

 

ここで質問がある。

 

”あなたは、一日の中で、どれくらいの時間、空腹を感じているだろうか?あるいは、消化管の中が空っぽの時間があるだろうか?”

 

”あなたは、空腹は悪い事だと思っていないだろうか?”


実は、恥ずかしながら、私は空腹は身体に悪いと思っていたかもしれない。だから、お腹がすいたら”(健康のために)何か食べなきゃ”と思っていた。

 

もし、あなかが私のように”お腹がすいたら何か食べなきゃ”と思っていたとしたら、一日中食べているだろう。


そして、消化管の中には常に食べ物が詰まっている状態だ。昼も夜も。お菓子、塩分、カフェイン、乳製品、肉、魚、アルコール等が四六時中、消化管の中に漂っている事になる。消化管は、それらを必死になって消化しようとする。膨大なエネルギーをつかって。

 

そう、身体の中で、もっともエネルギーを必要とするのは消化活動らしい。

 

”空腹を満たそうとして一杯食べて、それを消化するためにエネルギーをたくさん使う、そして、さらにお腹が減る”

なんという皮肉な話だ。


そして、身体に入るたくさんの栄養素はどんどん吸収され、脂肪として身体に貯まっていく


どうだろう、こんな状態であなたは健康になるだろうか?

 

つまり、どんなに働いていても、お腹がすくたびに食べていたら、必ず脂肪が貯まる方向に身体は向かっていくという事になる。

 

では、どうしたらこの悪循環をたちきれるのだろうか?


痩せるためには、貯まった脂肪を燃やすような活動が必要だ。

その方法は、2つしかない。


① 空腹の時間(お腹の中が空っぽの時間)を長くする。

② 運動して、脂肪を燃やす


①については、前のページ:奇跡の健康法(ダイエット編)で説明してある。開始する敷居は高いかもしれないが、やってみると以外と簡単。思った程空腹にもならなすず、変わっていく自分の身体を目にすることは楽しい。習慣化してくると、程度の空腹感は、自分の身体が浄化されている感じがしてむしろ心地よい。興味のある人は是非、一ヶ月間試してほしい。

 

では、本題である②【運動して、脂肪を燃やす】について説明しよう。

 

実は、我々人間はハイブリッドだった!

 

ハイブリッドカーをご存知だろうか?

言わずもがなであるが、ガソリンと電気の2つのエネルギーを使える車だ。

走り出しは電気で、スピードに乗ったらガソリンを使用する。つまり、スピードによって、エネルギーを使い分けることができるのがハイブリッドカーだ。

 

実は、人間もまったく同じようなシステムを使っている。しかも、もっと複雑で巧妙だ。

 

では、人間が使っているエネルギーは何だろうか?

それは、ブドウ糖と脂肪である。


人間は、ブドウ糖と脂肪の2つのエネルギーを使い分けるハイブリッド!

人間は、2つのエネルギーをどのように使い分けているのだろうか?


① 人は運動し始めると、先ず筋肉にあるブドウ糖を使う。このエネルギーは筋肉の中に蓄えてあるのですぐに使いやすい。したがって、ちょっとした労働や家事の時はぶどう糖を使う事になる。ただし、筋肉内の蓄積量に限りがあるので長持ちしない。だから、ブドウ糖を使い続けると疲労しやすいし、空腹にもなる。

(脳が使用できるエネルギーはブドウ糖だけなので、頭を使ってもお腹が減る)

 

② 少し激しく動くと今度は脂肪が燃え始める。ここで、使用するエネルギーがブドウ糖から脂肪に切り変わる。この状態での運動は脂肪をエネルギーにしているので、長時間でも継続可能だ。なぜなら、有り難い?事に、我々の身体には、使い切れないほど脂肪がある。そして、この運動を継続すると脂肪が燃えて結果痩せることになる。この過程は、脂肪が燃えるだけでブドウ糖は温存されるので疲れもせず腹もすかない、そして痩せる。夢のようである。


③そして、さらに運動量を上げていくと、なんとまたブドウ糖を使い始めるのだ。

 

つまり、人間は、使用するエネルギーを運動の強さによってブドウ糖⇨脂肪⇨ブドウ糖に変化させる事ができる究極のハイブリッド機能を持っている。

 

話しをダイエットに戻すと、運動してダイエットをしようと思ったら、②の脂肪が燃える状態の運動をすればよいのだ。それ以外は、お腹が減って、食欲がますだけだ。

 

問題は、どうしたら②の状態であることを調べられるのであろうか?

果たして、そんなことは可能なのだろうか?

 

実は、あなたの脈拍数を調べるだけで、脂肪が燃える状態の運動であるかどうかがわかるのである。


|あなたの脂肪を燃やす運動状態を知る方法

あなたの脂肪を燃やす運動状態を知る方法は、先ず、脈拍を測って、次に簡単な計算式に当てはめるだけである。

計算式

男性(私)の場合

220という数字から、あなたの年齢を引きます。

例 220 - 45歳(私の年齢) = 175

その数字に、0.65をかけます。

例 175 X 0.65 = 約114 これが脂肪が燃え始める脈拍数です。

次に、先程の数字に0.85をかけます。

例 175 X 0.85 =約148 ここが脂肪が燃える脈拍数の上限です。


つまり、私の場合、脈拍数が114から148までの間で、運動すれば脂肪が燃えて痩せるという事です。どうでうか、簡単でしょ?


鋭意製作中

健康でエネルギーに満ちた身体をつくるためには運動も必須だ。

高校時代にラグビー部だった私は、

 

身体を鍛える=激しい運動

 

といういかにも体育会系的な発想しか無かった。

だから、身体を鍛えて痩せるためには、非常に激しい運動が必要だろうと思っていた。ところが、実はその考えは全くの間違いであった事がわかった。

 

実際に、身体を鍛えようと水泳を週に一度、半年程やった(先ず、少なすぎだか…)。結果、水泳をするとお腹がすいてご飯がすすむ事がわかった。つまり、全くダイエットにならなかった。水泳はダイエットには向かないらしい…と感じていたが。

 

実は、間違っているのは運動の仕方だったらしい。

 

ここで、私が知った衝撃の事実を説明しよう。そう、まさに人間はハイブリット構造をしていたのである。