ここでは、私がいままでに書いた書籍を紹介させていただきます。多くが、分担執筆という形で参加させていただきました。
2014年 3月
産婦人科手術 Up to Date (診断と治療社)の特集の中で、”子宮摘出後の腟脱に対する手術ー腹腔鏡下仙骨腟固定術を中心に”とういうタイトルを発表しました。この中で、現行のメッシュ手術の適応・問題点等について解説しました。
2014年 1月
この雑誌の特集:産婦人科手術の新展開の中で、”腹腔鏡下仙骨腟固定術ー新たなゴールドスタンダードへ”という項目を発表!ここで、この術式の成績やバリエーションを紹介させていただきました。
2013年 9月 この本は、産婦人科のいろいろな内視鏡手術の適応や推奨度についてのガイドラインです。対象は、医療関係者ですが、広く一般の方にも有用でしょう。自分に提示された手術が一般的な方法かどうかを調べるのに役立ちます。ただし、ガイドラインというのは、あくまで一般的な方法ですので、エキスパートの先生方の手術は、よくよくガイドラインの範疇を超える事があります。参考程度ととらえた方がよいでしょう!私は、この中の腹腔鏡下仙骨腟固定術を担当させていただきました。ちなみに、この術式の推奨度は、B:適切な症例選択のもとで、腹腔鏡下仙骨腟固定術は有用である、です。
【補足】推奨度は、AからDまであります。
A: 強い科学的根拠があり、勧められる。
B: 科学的根拠があり、奨められる。
C1: 科学的根拠は十分ではないが、選択肢と考えて良い。
C2: 科学的根拠がなく、選択肢として奨められない。
D: 行うように奨められない。
推奨度Bは、なかなか優秀です!
2013年 新・名医の最新治療に私を載せていただきました。そこで、簡単な腹腔鏡下仙骨腟固定術の紹介をさせていただきました。
2013年 4月
この雑誌の特集:女性骨盤底外科手術Up to Date-増加する患者への対応を学ぶーの中で、”腹腔鏡下骨盤底再建手術”というタイトルを発表。腹腔鏡下仙骨腟固定術の手術手技のポイントを紹介させていただきました。
2012年 12月
これは、産婦人科のみならず、全科における最近ははやりの単孔式(臍の穴からだけで、内視鏡手術をする方法:傷が臍しかありません。魔法のような手術です)についての本です。対象は、基本的に医療関係者です。私は、この中の産科・婦人科領域における単孔式内視鏡手術の項を担当させていただきました。
【追記】魔法のような手術といいましたが、実際には、この術式は適応が限られており(難しい手術には向かない)、臍が変形したり、色素が濃くなったりすることもあります。希望者は、医師と良く相談してから決めましょう!
2011年 11月 この雑誌の中で、”ダブルメッシュ全腹腔鏡下仙骨腟固定術の理論と実際”というタイトルを発表。商業誌に始めて、二枚のメッシュを使う最新の腹腔鏡下仙骨腟固定術を紹介しました。
2010年 8月
この本は、産婦人科のいろいろな術式を多くの写真を紹介しながら説明している本です。対象は、主に医療関係者ですが、詳しい手術の方法を知りたい方には役立つかも知れません。私は、腹腔鏡下仙骨腟固定術の手順を紹介させていただきました。